テントの外がうっすらと外が明るくなってきて、朝がやって来たのがわかった
ごそごそと狭苦しいテントのなか、よいしょ と身体を起こす
身体が固まっている
出入り口のジッパーを開けて、ひんやりした空気で張りつめているテントの外に出て、ひと伸び
白い息を吐きながら、早速朝ご飯の支度をする
やっぱし山の朝は寒い
凛とする
で、美しい
朝焼けの朱色の空にちと見惚れる
朝ご飯は、特製カレーうどん(またカレー/喜)
まずはコッヘルにカレールーをそそぎ、バーナーの火を点ける
ゆでうどんを2玉・・・いやー足りないな、と思い切って3玉投入
で、ゆっくりとかきまぜる これだけです
画像は不気味ですが
冷えきった身体にはカレーが一番!
ゆうべはリゾットだったので、うどんがなかなか沁みる〜
身体は温まるし、めちゃめちゃウマいの〜〜〜
ただし、ズルズルとすする音はテント場に響くので、静かに少しずつ噛み締めて食べていた
夫よりも早く食べ終わっちゃうワタシ
着替えて身支度
今日は、本沢温泉から天狗岳に向かいます
しらびそ小屋でお水を分けてもらい、昨日よりも小さなリュックで出発
どうやらうちが一番最初にスタートするみたいでした
なんという清涼感!
みどり池の後ろに聳える天狗岳を見上げながら
天空の蒼に感謝する
いやーめっちゃいいお天気!
この青は、至高のヘブンリーブルーである
前日と同じく、苔むした森の中をずんずんと進む
今日は荷物が食料だけなので、とっても軽い!
足取りも軽やか
体力もまだまだ十分ある
だけど少し行くと早速岩場が見えて来ました
苔と木の根っこが混在する泥臭い足場
時には大きな岩に捕まりながら登る
山を登っていると、時々想うことがある
こんなに苦しいのに
なんで登るんだろう
以前、自分の小説にも書いた事があるけれど、やっぱり求めるものは
好奇心、探究心、冒険心
「この先にあるもの」を見たいから
数年前の貧血時に比べればずいぶん身体が楽になった
苦しいながらもなんとか夫について登って行ける
太陽を求めて、天に伸びる木々たち
天命を迎えて、倒れ、朽ち果てた大木たち
苔に覆われた森の姿に心を惹かれる
空気が美味しいというか生まれたてのようにとてもピュアで
私の身体を浄化しながら、すべて淘汰してくれるようなのだ
ただもくもくと
ストイックに
小鳥の声や葉の音を聴きながら行く
1時間ほど歩くと、硫黄の匂いがそこらじゅうに漂って来た
日本有数の高地温泉が近づく
「本沢温泉」
ここにも山小屋があって、多くの人たちがテントを張っていたり、小屋に宿泊したりしてから、翌朝(つまり今)出発するのだった
私たちが本沢温泉にたどり着いた時、ちょうど朝日がのぼり、目の前の高さに来た賑やかな時間
山の写真は朝が一番美しい と夫が言う
確かに
紅葉と太陽と山の稜線を映し出す光景が、絶品です
ここで少し休憩し、栄養補給してから本沢温泉をあとに、
いよいよ天狗に向かって岩場を登ります
細い林道を抜けて
急なこう配を登る
見上げるとまだまだ先があって、へばるワタシ
愛しの練乳を口にしながら(大好物)
辺りの見晴らしが良くなって来ました
太陽をたくさん浴びようと、我先に伸びる枝葉の
力強い生命力に囲まれていると、
私たちも知らぬ間にパワーをもらえているようです
途中、初めて男性4人組に抜かれ
その後も男女4人組に抜かれた
やっぱし、グループで来るのもいいな なんて想いつつ
崖沿いを歩くと、やがてトドワラのような木々が立ちはだかり
その先は青空に満ちていた
もうすぐ稜線を見ながら歩きます
とりあえずここで一枚
遠くに見える天狗岳に、彩り鮮やかな岳人たちがへばり付いているように見えますね
山グッズって、本当に鮮やかだわ〜(キライじゃない)
山ガールたちもとってもお洒落だな バカに出来ない(むしろキライじゃない)
この青空に向かって、いざ登ります!
今日はこっち 天狗さん
だいぶ来ました
あっちはこの前登った、木曽駒
となりの夏沢
青と同化する夫
さんちょおおおおおおお
気持ちいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
天狗岳 登頂完了!
絶景に酔う
やったどーー!!
パイとマンゴーゼリーと練乳をほおばる二人
さて、お腹と気持ちを満たし、ここからは私の得意な下りです
夫にも認められる下りストな私なので、ハイスピード全開
ただし、今回は途中かなり大きな岩場や激しい急勾配なので
気持ちゆっくりめにしておきました
というのも実は、左足を少し痛めていたので・・・
ここ数ヶ月、左足首がちと痛かった私
それでも山は大丈夫だったのですが、この足首があとで大変なことに・・・
中山峠まで一気に下ります
上りも辛かったけど、今回は下りが中級クラス
途中にはわずかな鎖場もあって、結構な迫力でした
ほんとにね凄い崖なんですよ
調子に乗って紅葉に見惚れていた私は、倒れた木の上に左足を載せたその瞬間
ぐきっ
っと、いう違和感とともに絶叫
「いて—————っ!!!!!!!!!」
捻挫です
左足首、くるぶしの下あたり
内側に入りすぎてしまったらしい
しかも凄い痛み
体重が載せられず、座り込む
マジで痛い
骨折しても平気なのにこんなに痛がるなんて!と夫が嘆き、驚く
心配した夫が、急いでバンテリンを塗ってくれましたが、靴を履き直し、しばらくしてもまだイタい
やばい
やばいよ
足がどうなる ってことよりも、下界に下りられないのは困る という気持ちでイッッパイになる
とりあえず、踵をそうっと地面につけてみた
ちょっと痛いけれど
なんとかイケル?
あ、でもイタい・・・
だけど踵から左側面をつけながらならなんとか歩けそう・・・
イタタ・・・でもこうしないと歩けないし
うん、これしかない
なんとか外側に重心をかけながらちょっとずつ進む
少し歩いてみたらなんとか行けそうなので、ゆっくりと夫について行った
このあと急な道がなければイイが・・・絶対無理だ
とまあこんな調子でなんとかしらびそ小屋まで下りて行きました
みどり池が見えたときには心底ホッとした
しらびそ小屋です
喫茶は午後2時まで
よかった、間に合って
楽しみにしていたチーズケーキ&珈琲と
お腹がすいてどうにかなりそうだったので、またしてもカレーライスをチョイス
おいおい昨日も今朝もカレーなんだけどワタシ(汗)
おなかにガンガン入るんですけど!うまし
ゆうべから張りっぱなしのテントのところに戻り
少しずつ片付けを始めました
次の登山客がやってきてご挨拶
またここから登って行くんだなあ
そしてうちは撤収
食料が減ったはずのリュックの中身なのに、心なしか昨日よりも重い気がする(気のせい?)
足を心配しながら、またゆっくりゆっくりと下りて行く
来たときの道も時間も一緒なはずなのに
帰りはまた違って見える楽しみ
てか、帰りが長く感じるなんて初めてだ
足をかばっているからだろうか?えーん
バスの人たちは「稲子湯」をめざすが、
私たちはそこより少し手前にある駐車場に車を置いていたので、ちょっと早く到着です
連休なので車はやっぱりいっぱい
自分ちの車を見て、ほーーーーーーっと息を吐く
登山靴を脱いでまた、はーーーーーーーーーーーっと深呼吸
疲れたねえ
でも気持ちよかったねえ
頑張ったねえ
夫は鼻水、咳にも悩まされるトレッキングとなりましたが、満足げでした
このあとは疲れた身体と足にご褒美するため、友人から聞いていた「八峰の湯」という
日帰り温泉に寄る事にしました
八峰 と書いて、ヤッホー って呼ぶんだって
人気のある施設なんですね
混み混み
でも、疲れた身体を癒すのには十分
お湯に浸かるのは、とっても気持ちよかったです
夫はカツ丼
ワタシはハンバーグ定食(もうカレーはしばらくいいです)
美味しゅうございました
でもって帰りの中央道は渋滞30キロ
くたくたになりながらも帰りました
山から帰ってくるとまた山に行きたくなりますな
今度は来年かなあ
2011/10/11
登録:
コメントの投稿 (Atom)
ステップアップした自分
年明けから新しい仕事(保育園)に勤め始めました! 30年近く幼児教育&児童教育(3〜12歳)現場にいたので、 乳幼児(0〜2歳)は全く初めてですから、壊れ物に触るような気持ちで出勤しました。 しかし、可愛い〜〜〜〜〜〜! 肌はすべすべ。もちもち。ふわふわ。 ミルクの匂い...
-
2015年がやって来ました 新年あけましておめでとうございます!! 今年は元旦から雪が散らつくなか近くのスパに行き、気持ち良く汗を流して来ました。 そして相変わらず夫と箱根駅伝を見ながら、のんびり...
-
年明けから新しい仕事(保育園)に勤め始めました! 30年近く幼児教育&児童教育(3〜12歳)現場にいたので、 乳幼児(0〜2歳)は全く初めてですから、壊れ物に触るような気持ちで出勤しました。 しかし、可愛い〜〜〜〜〜〜! 肌はすべすべ。もちもち。ふわふわ。 ミルクの匂い...
-
新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 このお正月は例年と違い、昨年からのコロナウィルスの影響で 世の中みんな大人しくしている。。。。というわけでもなかった! 結構みんなお出かけしているようですよ。 参拝も混んでるみたい。我が家も家に籠もってのんびりし...












0 件のコメント:
コメントを投稿