2011/07/08

空青のこと

空の青さを見つめていると

空の青さを見つめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通ってきた明るさは
もはや空へは帰ってゆかない

陽は絶えず豪華に捨てている
夜になっても私たちは拾うのに忙しい
人はすべていやしい生まれなので
樹のように豊かに休むことがない

窓があふれたものを切りとっている
私は宇宙以外の部屋を欲しない
そのため私は人と不和になる

在ることは空間や時間を傷つけることだ
そして痛みがむしろ私を責める
私が去ると私の健康が戻ってくるだろう



******


このブログのタイトルに借用している 谷川俊太郎氏の詩です
ちゃんと書いたことなかったな

どちらかというとタイトルよりも
「私に帰るところがあるような気がする」というところに惹かれたのですけど

空の青さをみつめていると
この身体は地面にあるけれど
心だけはどこにでも自由に飛んで行けるに違いない
そんな気がしてくるのです


ひとりになりたいときのおすすめ詩集
白くて透明で泣きたくなるような
谷川俊太郎の「世界」・・・というより、「宇宙」を味わえる本

ふわふわと宇宙を彷徨って
やがて自分というこころのなかにある星に静かに着地します



月曜日にアラスカの友人とスカイプで話した
出会ったフェアバンクスを離れ、今はホーマーに暮らしている

久々だったが、まったく変わっていなかったのが嬉しかった
ただひとつ悲しい出来事以外は
可愛がっていた愛犬が亡くなってしまったこと
ずっと弱って行く姿にどうしようもなかったこと
でも
最期を看取れたとのことで、少し救われた気がした 

いつかは先に逝ってしまう存在

そうだとわかってはいても 心が引き裂かれるくらいに辛いことです
それは犬でも猫でも
鳥でもうさぎでもカメでも
如何なる命でも かけがえのない家族だったのだから

空に還って行った彼女のワンコ

幸せでしたか

空の青さを見つめる

私の愛した猫たちや犬たちもこの空のどこかにいて
今も
私を見つめてくれているんだろうか

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